「クルマあれば!」普段生活しているなかでこう感じることは誰もがあることだと思う。ボクもその一人。普段会社員としてルールに縛られるなかで「自由」が欲しかった。まぁ仕事は辞められないから「どこにでも行ける自由」を買いました。それがミラジーノというわけです。
ミラジーノとボク
ミラジーノは生活の足として車を選んでればそう簡単に候補に入る車ではないと思う。だって「20年前の軽自動車」だから。そんないつ壊れるかわからない車を候補に入れる人はそういない。(しかも20年前の軽なのに価格が40万円以上する)
じゃあなぜボクがミラジーノを選んだか、それは「お金が無いクルマ好きだった」からだと思う。とにかくボクは乗り物が好きで、基本的に友達も大半がバイク好きか車好きの変態ばかりで1日の会話の半分は乗り物の話している。
ただボクにはとにかくお金も度胸もない(新卒2年目)。限られた予算のなかで「楽しく」「オシャレ」な車を探していたら”ミラジーノ”たどり着いた。(あとは女子ウケ良いし)
ミラジーノとスペック
ミラジーノのスペック。デザインで選んでいたら気にならないと思うけど、ボクは気になる。どうせ買うなら面白い車が良いもん。
ミラジーノのエンジンはEF-VE型で7600回転時に最大出力を発揮されることから分かるように「高回転型のエンジン」だ(しかも可変バルブ機構付き)。低回転時のもっさり感は否めないが、回転を上げていくと気持ちの良い加速を見せてくれる。
ミラジーノはご存知の通り軽自動車なので660cc。ボクのミラジーノはNAのMTだ。ミラジーノに64psターボもあるが「高回転まで回る」「整備がラク」という理由でNAを選んだ。燃費は軽自動車で10km/Lは少なすぎるがAT だと15km/Lくらいにはなるみたい。
価格は51万円。「20年前の軽自動車」にしては高すぎる。でもボクが当初考えていた某数字2桁のスポーツカーに比べたら安く感じてしまった。
走りはかなり楽しい車だと思います。遅いけど。おしゃれな外観+走りを楽しみたい人にはハマる良い車だと思います。
ミラジーノとデザイン
ミラジーノといえばレトロなデザインだ。当時のレトロブームにあやかって5代目ミラを原型に作られた車だ。なので基本的にパーツはミラと同じ。そしてミラジーノデザインといえば「ローバミニパクリ問題」。確かに似ている。ただダイハツ曰くコンパーノのイメージして作ったとのこと(確かにお互いレトロな車だから似るのは仕方ないのかも)。
このジーノのデザイン本当に洗練されているなと思う。至るところにメッキ装飾がされている。(現代の軽では考えられない)ちなみにホイールは鉄チンだがペンプラのBOONY Whiteでドレスアップしている
内装も木目調のハンドルやインパネでめちゃめちゃオシャン。ただスイッチ関係はミラと共通だからただ単に20年前の車だからレトロに見えるだけだと思う。オーディオもBluetoothでの接続はなく、オーディオトランスミッダーで音楽を聞いている。
ちなみにミラジーノにはホイールとフォグがカスタムされたミニライトスペシャルという仕様もある。好き嫌いは分かれるがミニライトスペシャルの方が人気があるような気がする。
ミラジーノがあれば!
レトロなデザインで老若男女問わず根強い人気を持っているミラジーノ。街中でオーナー見ていると「車が好きそうな若者」「デザイナーぽい女性」「こだわり強そうなハゲったおっちゃん」本当にいろんな人がいる。
ただ共通しているのは”みんなこだわりが強そう”。だって普通に考えたら20年前の軽に高い金払って乗るなんてって思うじゃん。だから車にも自分の色を出したい人には良いチョイスになる車なんじゃないかな。